思考:「健康」は「幸せ」の土台

健康

「健康」に関する記事を読む前に、まずは「健康」について考えてみましょう。

「健康」つまり「身体的健康」「精神的健康」であることは、人生の質に大きく影響しています。

今、当たり前のように行えていることも「健康」だからこそ出来ていることが山ほどあります。

今までに骨折などをして、身体のほんの一部分が使えないだけで様々な生活の場面で不自由を感じ、以前は「健康」で自由だったことを再認識した経験があるのではないでしょうか?

「健康」であることは「自由」なことであり「幸せ」なことなのです。

しかし、私たちはなかなか「健康」であることの有難さに気づくことができません。

そのため「健康」を顧みずに、無理をしてまで仕事などの他のことを優先してしまうことも少なくありません。

しかし、どんなに成功を収めたとしても、身体疾患やメンタル疾患に陥ってしまっては積み上げた「幸せ」を失いかねません。

「健康」という土台がしっかり出来ているからこそ、その上に「幸せ」を積み上げていけるのです。

次に一つの調査結果を見てみましょう

【引用元:厚生労働省ホームページ「幸福感を判断するのに重視した事項」】
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/14/backdata/1-2-1-13.html

上記の表は2014年の厚生労働省の「健康意識に関する調査」ですが、

幸福感を判断するのに重視した事項(世代別)の中で「健康状況」が最も高いのが分かります。

一つの調査結果に過ぎませんが、「健康」であることが「幸せ」に繋がると言えるでしょう。

もう一つ、世代別で比べて見てみると若い世代ほど「健康状況」を軽視している傾向が分かります。

若いうちは「健康」であることが当たり前のように感じやすいと思います。

ですが、できるだけ早く「健康」の大切さに気づくことが大切です。

なぜなら、「健康」は毎日の積み重ねが大切になってくるからです。

生活習慣病という言葉を聞いたことはあると思いますが、生活習慣病とは生活習慣が原因で起こる疾患の総称で、日本人の三大死因である悪性新生物(がん)・脳血管疾患・心疾患、さらに脳血管疾患や心疾患の危険因子となる糖尿病・動脈硬化症・高血圧症・脂質異常症など様々な病気が生活習慣病と言われています。

つまり、生活習慣を見直すことで、様々な病気の「予防」ができるのです。

生活習慣は自分自身で改善しなければ、誰も改善してくれません。

日本人は国民皆保険制度があるため、基本的に医療費が3割負担で済み他国と比べると病院を受診するハードルが低く、どこか心身の不具合があればすぐに病院に行く傾向があると思います。

病院を受診しやすい環境はとても恵まれていることですが、病院に行けば治る薬や手術で治ったからもう「健康」である、というのは間違いです。そのような考え方では再発を繰り返すでしょう。

歯医者を想像してみてください。虫歯の「治療」をすれば、もちろん虫歯はなくなりますが、ハミガキを見直し「予防」をしなければ、また虫歯を繰り返すでしょう。

葉っぱに目を向けて腐った葉を切り落とすだけでなく、根っこから見直さなければ繰り返します。

何か症状が出ればそれはサインであり、「治療」と同じぐらい「予防」にも目を向ける必要があるのです。

この「健康」のカテゴリーでは、「睡眠」「食事」「運動」をはじめ、様々な「健康」にまつわる情報発信をしていきます。

一緒に「予防」に目を向け、「幸せ」の土台である「健康」を目指していきましょう!

タイトルとURLをコピーしました